木曽音楽祭を4日間の日程を通して楽しんきた際に、木曽福島(福島宿)に宿泊し、馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿を訪れ、御嶽神社王滝里宮を参拝してきた。5月から8月にかけて読了した島崎藤村の「夜明け前」が「木曽路はすべて山の中である」と始まるように、木曽の人たちが生活する場所は東西を山々に挟まれた木曽川沿いの狭い土地で、江戸時代には主要な街道だった中山道が通っていたとはいえ、決して豊かで恵まれた土地ではないように思えた。そんな土地で工夫をしながら暮らしてきた人たちが育んだ文化や気質は、おそらく今もこの土地に生きていて、そこから学べることも多いような気がする。これからも木曽音楽祭を聴きに来る機会はあると思うので、ゆっくりとこの土地についても学んでいきたいと思っている。



