第52回木曽音楽祭

2026年8月28日から8月30日の日程で開催された木曽音楽祭を楽しんできた。昨年、初めて木曽音楽祭を訪れて最終日のコンサートを聴いて、いつか全ての日程を通して聴いてみたいと思ったのだけれど、その思いが強かったのか、翌年に実現させることができた。前夜祭コンサートとフェスティバル・コンサートの1日目を三女と、2日目と3日目を妻と一緒に楽しんで、それぞれにとってそれぞれの曲が魅力的だったのだけれど、三女は前夜祭で演奏されたシューマンのアダージョとアレグロやドヴォルザークの弦楽六重奏曲(第3楽章)が、妻は3日目に演奏されたショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第8番や2日目に演奏されたメシアンの世の終わりのための四重奏曲が特に印象深かったと話していた。自分にとっては、1日目に演奏されたブラームスの弦楽四重奏第3番が、聴き終えた後でシートから立ち上がることも難しく感じられるほどのインパクトで、記憶に長く刻まれる経験になったと思う。木曽から自宅に向かう帰路の車中で、恐らくはこの音楽祭を通じても築かれてきた絆を活かして素晴らしい音楽を届けてくれる演奏者の方々や、そんな音楽祭を長年にわたり支えてくださっているスタッフの方々に感謝しつつ、妻と再訪の計画について話したのだけれど、通し券は発売開始直後に完売といった人気だし、日程を確保できるかどうかも分からず、でも来年も1日だけでもまた聴きに来たいと思っている。