ロザリン・テューレック

図書館で借りた「会田綱雄詩集」について書いたついでに、その少し前に図書館で借りたロザリン・テューレックの「ゴルドベルク変奏曲」についても書いておこうと思う。阪田智樹がラジオで紹介していた演奏を聴いて心惹かれて、自宅に録音...

会田綱雄詩集

母親から頼まれて実家から持ち帰った書籍の段ボールの中に、妹が中学校の先生から卒業祝いにもらった茨木のり子の「詩のこころを読む」(岩波ジュニア新書)が紛れ込んでいて、何となく読み始めたまま最後まで読み終えてしまったのだが、...

星夜航行

飯嶋和一の「星夜航行」(新潮文庫)を読んだ。16世紀末の東アジアを巡る世界の動きから当時の技術や生活の細部にまで至る緻密な描写を積み重ねた舞台のスケールの大きさと奥行きの広がり、その中で生きる登場人物のそれぞれの思いと行...