東京藝術大学美術館で「NHK日曜美術館50周年展」を観た。日曜美術館は、仕事でお付き合いのあった方に薦められてから偶に見ていたのだけれど、小野正嗣と柴田祐規子が司会を務めるようになった頃から毎週録画して観るようになった。洋画、日本画、版画、彫刻、写真、工芸といった様々な分野の作品に、多くの方々が番組で語ったコメントが付された展示は、多種多様なだけに散漫な印象になりがちな面はあったと思うけれど、番組で接した作品や他の展覧会で観た作品も多く含まれていたこともあって、いつも以上にいろいろなものと繋がる複雑な楽しみ方ができたようにも思えたし、日曜美術館のような番組を50年間続けられてきたことの価値を改めて感じ考える良い機会になったと思う。展示されていた作品の中では、ルオー、伊藤若冲、室瀬和美、舟越保武、松本竣介、野見山暁治の作品が特に印象的だった。