イェルサレムのアイヒマン

ハンナ・アーレント著、大久保和郎訳「イェルサレムのアイヒマン」(みすず書房)を読んだ。アイヒマンの裁判について知ったのはおそらく高校生の頃で、その後村上春樹の「海辺のカフカ」を読んだ時にも印象的なモチーフとして記憶に刻ま...

オリーブ・キタリッジの生活

エリザベス・ストラウト著、小川高義訳「オリーブ・キタリッジの生活」(ハヤカワepi文庫)を読んだ。いつ、どこで、なぜ買ったのかも忘れてしまうほど前から本棚にあった文庫本を何となく取り出して年末年始に読み進めたのだが、オリ...

汝ふたたび故郷へ帰れず

飯嶋和一著「汝ふたたび故郷へ帰れず」(小学館文庫)を読んだ。先月「雷電本紀」を読み終えた時に、飯嶋和一は今年はあと一冊だけを選んでゆっくり読もうと決めていたのだが、つい手が伸びてしまい、言い訳がましく表題作だけを読んで、...