吉里吉里人

井上ひさし著「吉里吉里人(上・中・下)」(新潮文庫)を読んだ。長年気になりつつも、500頁を超える文庫が3冊という分量に多少二の足を踏み、5、6年前に購入した上巻だけが本棚に積まれていたのだが、読み始めてみると10日ほど...

新書3冊

宇野重規著「民主主義とは何か」(講談社現代新書)を読んだ。「東大で読まれた本1位」「2021新書大賞2位」といった帯に惹かれて買ってあったのだが、読み易く、かつ読み応えのある本だった。半月ほど前に読了していたのだが、2月...

くらしのアナキズム

松村圭一郎著「くらしのアナキズム」(ミシマ社)を読んだ。2、3年前に鶴見俊輔の「方法としてのアナキズム」を読んでから「アナキズム」という言葉が心に留まっていることもあり、朝日新聞の書評で知ったこの本を書店で購入してあった...

資本主義と闘った男

佐々木実著「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」(講談社)を読んだ。他の「積読」本と一緒に1年以上は書棚で寝かせてしまっていたのだが、昨年末に「富国と強兵」を読み終えた流れで元日から読み始め、この3連休で読了した...