くらしのアナキズム

松村圭一郎著「くらしのアナキズム」(ミシマ社)を読んだ。2、3年前に鶴見俊輔の「方法としてのアナキズム」を読んでから「アナキズム」という言葉が心に留まっていることもあり、朝日新聞の書評で知ったこの本を書店で購入してあった...

資本主義と闘った男

佐々木実著「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」(講談社)を読んだ。他の「積読」本と一緒に1年以上は書棚で寝かせてしまっていたのだが、昨年末に「富国と強兵」を読み終えた流れで元日から読み始め、この3連休で読了した...

2021年の読書

2021年に読んだ本は52冊だった。年末の1週間で、読み止しにしていた安岡章太郎著「大世紀末サーカス」(小学館)、立花隆著「青春漂流」(講談社文庫)、下山達著「2050年のジャーナリスト」(毎日新聞出版)を読み終わし、今...

出星前夜

飯嶋和一著「出星前夜」(小学館文庫)を読んだ。日経新聞の夕刊で「始祖鳥記」を紹介する記事を読み、未読だったこの作者の本を読んでみたいと思った。書店では「始祖鳥記」が売り切れていたので、「出星前夜」を購入し、二週間ほどで読...