ハニワと土偶の近代

東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」を観た。縄文時代から弥生時代を経て古墳時代に至る時期のハニワや土偶を始めとする遺物を、江戸末期から明治、戦中、戦後を経て現在に至る社会、芸術、サブカルがどのように受け止めて来たか...

写真の山

東京都写真美術館で「巨匠が撮った高峰秀子」、「アレックス・ソス 部屋についての部屋」、「日本の新進作家 vol.21 現在地のまなざし」を観た。「巨匠が撮った高峰秀子」は、写真作品を観るというよりも高峰秀子の仕事を振り返...

田中一村展

東京都美術館で田中一村展を観た。幼少時から琢磨した南画や花鳥画の伎倆に写生の観察と修練、写真やおそらく西洋絵画からも様々な要素を取り込んで自らの絵画を育て上げていった一村の画家人生を300点余りの展示で辿る充実した回顧展...

高橋龍太郎コレクション

東京都現代美術館で「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」を観た。国立西洋美術館で坂本夏子&梅津庸一の「絵作り」を観たときに、遅ればせながら高橋龍太郎コレクションの存在を知り、この展覧会を楽しみにしていた。東京都現代...

第71回日本伝統工芸展

日本橋三越本店で第71回日本伝統工芸展を観た。ここ数年、毎年のように日本伝統工芸展に足を運んで、多くの作家さんが日本全国で美しい工芸品をコツコツと作られている様子を想像して励まされている(東北と北海道の作品が少ないように...