ラ・ボエーム

井上道義が最後に指揮するオペラということで、東京芸術劇場コンサートホールにラ・ボエーム(演出:森山開次)を聴きに行った。特に第二幕の祝祭感が圧巻で、これで井上道義を聴き納めにしてもいいな、と思える演奏だった。ソリストも、読響も、ダンスも、美術も、演出も、すべてが素晴らしく、オーケストラピットで指揮棒を振る井上道義の姿とともに、記憶に残るコンサートになった。