都響第1036回定期演奏会

東京文化会館でエリアフ・インバルが指揮する東京都交響楽団と新国立劇場合唱団他によるマーラーの交響曲第8番を聴いた。マーラーの交響曲第8番をコンサートで聴くのは初めての経験で、大編成のオーケストラ、8人のソリスト、2つの合唱団が奏でるゴージャスな音楽だった。アルマに献呈されているものの、他の交響曲と比較してもPersonalというよりもPublicな音楽に感じられて、音楽に限らずどんな作品もPersonalなものとPublicなもののバランスの上に成り立っていると思うのだけれど、自分にとって心地が良いバランスはどのあたりのあるのだろうなどと考えてしまった。それにしても印象深かったのは、前日に90歳を迎えたインバルの逞しい指揮で、都響の創立60周年とインバルの90歳を祝うのに相応しい華やかな選曲でありコンサートだったと思う。