鶴人

座・高円寺でカムカムミニキーナの第74回公演「鶴人」を観た。TBSドラマ「不適切にもほどがある!」の中で八嶋智人が告知していたカムカムミニキーナの公演が実際の公演だったことを知った奥さんが、観客の間口が広く敷居が低そうな劇団名に惹かれていたところ、杉並区の情報誌でこの公演を知ったようで、チケットを購入した。平安京の女性を描いた今年の大河ドラマの向こうを張ってか平城京の女性を描いた芝居は、20人を超える役者が100年の歴史にわたる複数の役を演じ分け、10分の休憩を挟んで150分を超えるという大作で、歌あり、踊りあり、バカバカしいドタバタありの賑やかな芝居だった。奥さんは、こういった味わいの芝居が好きで気に入ったらしい。自分は、荒谷清水の芝居が良かったなぁ。久しぶりに高円寺に出掛けることになったのだが、商店街が元気で楽しそうなお店が多く、暮らしてみたい街だなぁと思った。